2023.12.28
コラム
関節の健康を脅かす!肩痛、腰痛、膝痛など関節痛に悩む方へ 7つの危険な行動まとめ
こんにちは。
愛知県安城市にある松井整形外科です。今回も、腰痛や膝痛など関節痛で悩む方に向けた記事を書きました。関節痛に悩む方へ7つの危険な行動まとめ、をテーマに解説していきます。
✓読者の悩み
・立つ時、歩く時に関節痛がある
・関節が痛い時にしてはいけない事ってある?
こういったお悩み、疑問にお答えします。
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この記事を書いている僕は、リハビリテーションの国家資格である作業療法士として15年の経験を持ち、現在も毎日リハビリテーションを実施しています。今回もこういった僕が解説していきます。
肩痛、腰痛、膝痛など関節痛に悩む方へ 7つの危険な行動まとめ
はじめに
健康な関節は生活の質を向上させ、活動的な生活を楽しむ上で不可欠です。しかし、腰や肩、膝など関節痛に悩む人に共通して陥りがちな危険な行動があると考えています。この記事では、その危険な行動に焦点を当て、健康な関節を維持するために忘れてはいけない7つのポイントをまとめます。
1. 長時間の座りっぱなし
長時間座り続けることは、腰痛や肩こりの主な原因の一つです。デスクワークやパソコン作業など、座りっぱなしの状態が続くと、腰椎や肩周りの筋肉が緊張し、血行が悪くなります。また、同じ姿勢を続けることで椎間板への負担も増え、痛みの原因となります。解決策として、30分ごとに軽いストレッチや立ち上がり、適切な椅子やデスクの高さの調整が挙げられます。
2. 運動不足と筋力の低下
運動不足や筋力の低下は、関節にとって大きな脅威になります。筋肉は関節をサポートし、適切な動きを促進します。運動を怠ると、筋力が低下し、関節に余分な負担がかかります。日常的な運動やウォーキング、ストレッチ・トレーニングを取り入れ、特に重要となる筋肉の強化を図ることが大切です。
3. 過度な重量物の持ち運び
日常生活での過度な重量物の持ち運びは、腰や肩、膝に大きな負担をかけます。特に、正しいテクニックなしに重たい物を持ち上げることは怪我の原因となります。荷物の重量を軽減するか、必要であれば手押し車やバッグなど、負担を軽減する方法を検討しましょう。
4. 不適切な靴の選択
足からの不快感や痛みは、全身の関節にも影響を与えます。特にハイヒールや履き慣れない靴は足のアーチを崩し、関節に負担をかけます。適切な靴を選び、足の形状や健康状態に合ったものを使用することが重要です。また、古くなった靴の交換も怠らないようにしましょう。
5. 過剰なストレスと精神的な負担
ストレスは身体だけでなく、関節にも深刻な影響を与えます。長期間のストレスは筋肉の緊張を引き起こし、関節の可動域を制限することがあります。リラックス技術やストレス管理法を取り入れ、心身ともにバランスを保つことが必要です。定期的な休息や趣味を通じてストレスを解消することも重要です。
6. 適切な休息の不足
十分な睡眠や休息がないと、関節は十分な回復ができません。睡眠不足は体の修復プロセスを妨げ、痛みやこわばりを引き起こす可能性があります。規則的な睡眠サイクルを確保し、充分な休息をとることで、関節の健康をサポートします。
7. 自己診断と専門医への相談の遅延
痛みや不快感がある場合、自己診断や自己治療は危険です。最近ではインターネットの記事などで自己解決してしまう方が多いように感じます。症状が続く場合は、整形外科など専門医の診察を受けることが大切です。早期の診断と治療は、潜在的な問題を特定し、予防策を講じる上で重要になります。痛みが放置されると、将来的には慢性的な状態に発展する可能性があります。
当院では
当院では診察やレントゲン等で状態を評価し、正しい診断が出来るよう努めています。症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています。治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療プログラムを提案しています。
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まとめ
関節の健康を守るためには、生活習慣や日常の行動に気を配ることが欠かせません。正しい姿勢や運動、ストレッチ、そして必要に応じて定期的な医師の診察が、肩痛、腰痛、膝痛などを防ぐために必要なことです。これらの危険な行動を出来るだけ回避し、健康な関節を維持することで、より快適でご自分らしい生活を楽しむことができると思います。
当院としては、重症化する前になるべく早く対策をしてほしいと常々思っています。今の症状にお困りであれば、いつでもご相談ください。『早期改善と予防のために、「今」のあなたに必要な医療を提案』をモットーに、地域の皆様のサポートをさせていただきます。
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