2025.12.04
コラム
五十肩の“治りかけ”でやらない方がいい動き— 早く良くするために知っておきたい注意点 —

こんにちは。
愛知県安城市の 松井整形外科 です。
「五十肩(肩関節周囲炎)」は、痛みが強い時期を過ぎても、治りかけの時期こそ注意が必要です。
今回は、治りかけの時期にやらない方がいい動きを中心に、正しい過ごし方を分かりやすく解説します。
【目次】
- こんな症状があれば受診をおすすめします(冒頭へ移動)
- 五十肩の“治りかけ”はどんな状態?
- 治りかけでやってはいけない動き?
- 治りかけの時期におすすめの過ごし方
- 松井整形外科でできる五十肩の治療・検査
1.こんな症状があれば受診をおすすめします

最初にお伝えしたいのは、「治りかけだと思っていたのに、実は悪化していた」ケースが多いということです。次のような症状があれば、整形外科でのチェックをおすすめします。
痛みが数週間以上続いている
腕を後ろに回す動きが特につらい
夜中のズキズキがなかなか治まらない
反対側の肩まで張りや痛みが出てきた
リハビリをしているのに改善が遅い
「治ってきてるはず」と思って動かすと逆に痛くなる
五十肩は治りかけでの誤った動きは長期化の原因になります。
2.五十肩の“治りかけ”はどんな状態?

五十肩は
- 急性期(痛みが強い)
- 慢性期(可動域が制限される)
- 回復期(治りかけ)
という経過をたどります。
治りかけでは、
- 夜間痛が減る
- 動く範囲が少しずつ広がる
- 日常動作が楽になってくる
と感じられますが、関節はまだ硬く、炎症も完全には引いていません。
3.治りかけで“やってはいけない動き”5選

1.腕を後ろに回す動き
2.痛みを我慢したバンザイ動作
3.反動を使った強いストレッチ
4.片手で重い荷物を持つ
5.寒い場所でいきなり動かす
4.治りかけの時期におすすめの過ごし方

温め+軽い肩回し
お風呂あとの肩回しは血流改善に効果的。小さく・ゆっくりがポイントです。
痛くない範囲での前後ゆらし運動
肩関節の滑りがよくなり、日常動作が楽になります。
寝姿勢の工夫
痛い側を上にし、腕の下にクッションを入れると負担が軽減します。
5.松井整形外科でできる五十肩の検査・治療

松井整形外科では、五十肩に対して
- レントゲンで骨の状態を確認
- エコー(超音波)で腱・滑液包など細部まで評価
- 必要に応じて CT・MRIで原因を精密に検査
- 痛みを抑えるお注射
- リハビリ専門職によるリハビリ(可動域改善・姿勢改善)
- 日常生活動作の指導
など、症状に合わせたオーダーメイド治療を行っています。
アクセス・診療曜日
📍 愛知県安城市法連町8番地11
🚗 駐車場53台完備
🚃JR安城駅より徒歩約10分/名鉄南安城駅より徒歩約5分
🚌名鉄バス 松井整形前より徒歩約1分/あんくるバス 松井整形前より徒歩約1分
🏥予約不要
📅月曜~土曜(※木曜、土曜も診療あり)
「治りかけだけど、もう少し動くようになりたい」「自己流ケアで逆に悪化してしまった」そんな方は、松井整形外科までお気軽にご相談ください。