愛知県安城市で整形外科・内科・リハビリテーション科の診療を行う松井整形外科「お知らせ・コラム」ページ

MENUCLOSE

News

お知らせ・コラム
 

2025.08.11

コラム

【8月に注意すべき整形外科的ポイント】熱中症だけじゃない!身体の不調に要注意|松井整形外科

こんにちは。愛知県安城市の松井整形外科です。

8月は、猛暑やお盆休み、旅行・帰省・スポーツ活動など、普段とは違う生活リズムになりやすい時期です。そのため、整形外科的なトラブル(腰痛・関節痛・ケガ・神経痛など)も起こりやすくなる時期でもあります。

高温多湿による「筋肉疲労・こむら返り」

夏の暑さによって水分・ミネラルが不足すると、筋肉のけいれん(こむら返り)や筋肉疲労が起こりやすくなります。特に高齢者や運動をしている方は注意が必要です。

予防のポイント

こまめな水分・塩分補給
寝る前のストレッチ
冷房での冷えすぎ防止

※頻繁にこむら返りが起きる場合は、腰椎の神経圧迫(坐骨神経痛など)が隠れていることもあります。整形外科でのチェックをおすすめします。

お盆中・長距離移動による「腰痛・坐骨神経痛」

車や新幹線での長時間移動は、同じ姿勢が続くことによる腰痛や神経痛の原因になります。

特に注意すべき症状

長時間座ったあとに腰が重くなる
お尻や足にしびれ・痛みが出る
立ち上がるときに腰が伸びない

これらは坐骨神経痛や椎間板ヘルニアの初期症状である可能性があります。無理をせず、早めの受診で症状の悪化を防ぎましょう

夏のスポーツやレジャーでの「ケガ・捻挫・打撲」

8月は子どもから大人まで、運動やレジャー(海水浴、山登り、サイクリング、スポーツ大会)を楽しむ方が増える時期です。その一方で、捻挫・打撲・骨折・筋肉の損傷などの外傷も増加傾向にあります。

こんな症状はすぐ受診を

腫れが引かない・熱をもっている
内出血(青あざ)が広がっている
動かすと強い痛みがある

軽い捻挫と思って放置すると慢性痛や関節のぐらつきの原因になることもあります。リハビリ対応も可能な整形外科での早期診断が大切です。

室内冷房による「関節痛・神経痛」

エアコンの冷えが続くと、膝や肩、首の関節痛、神経痛(手足のしびれなど)が出ることがあります。特に冷え性の方、女性、高齢者は要注意です。冷房による血行不良が、関節周囲の筋肉を固くし、痛みの原因になることがあります。

予防策

薄手のカーディガンやレッグウォーマーを活用
湯船につかって筋肉をほぐす
冷えがひどいときはホットパックなどで温める

痛みが続く、夜間に症状が強くなるときは、神経の圧迫や慢性的な関節疾患の可能性があります。迷わず整形外科へ。

暑さによる「運動不足」と筋力低下

「暑くて外に出たくない」「冷房の効いた部屋でずっとゴロゴロ」

こんな生活が続くと、体力・筋力が落ちて、関節や筋肉の不調が起こりやすくなります

特に高齢者の場合、転倒リスクや関節機能の低下に直結します。自宅でもできる簡単なストレッチやウォーキングを習慣化し、筋力維持を心がけましょう。

【受診の目安】こんな症状がある方は松井整形外科へ

関節や筋肉の痛みが数日続く
足腰がだるい、しびれる
捻挫や打撲で腫れが引かない
夜間に痛みで目が覚める
痛み止めを飲んでも改善しない

痛みや違和感があるときは、自己判断せず、医師による診察と適切な治療が重要です。松井整形外科では、レントゲン検査・エコー検査・お注射での治療・物理療法や運動療法などリハビリテーションなどを組み合わせた治療を行っています。

松井整形外科からのご案内

地域の皆さまの健康をサポートする松井整形外科では、夏の整形外科的トラブルへの対処・予防的な指導も丁寧に行っています。

「ちょっと気になる…」という軽い症状でも、お気軽にご相談ください。早めの受診が、悪化防止と早期回復への近道です。