2025.07.21
コラム
7月に気を付けたい整形外科的トラブル【安城市の松井整形外科】
7月に入り、気温や湿度が一気に上昇することで、体にさまざまな変化が起こります。
実は整形外科的なトラブルも、季節の変わり目に増える傾向があります。
今回は、「7月に注意したい身体の不調と予防法」について、整形外科の視点からご紹介します。
暑さと運動不足が引き起こす「関節痛」
7月は暑さのため、外出や運動の機会が減り、運動不足による膝関節痛・腰痛が増える時期です。関節を動かさない時間が長くなると、筋力が低下し、関節に負担がかかります。
☑こんな症状はご注意を
階段の昇り降りで膝が痛む
朝起きたときに腰が固まっている
長時間座っていて立ち上がると膝がつらい
→ 放置すると変形性関節症などの進行につながることもあります。
◆対策・予防のポイント
クーラーの効いた室内でも、1時間に1回は体を軽く動かす
水分補給をしながら、無理のない範囲でストレッチやウォーキング
関節に違和感がある場合は、早めに整形外科で相談
冷房による「首・肩の痛み・神経痛」
7月は冷房による冷えすぎが問題になります。首や肩、腰の筋肉が冷えると、血流が悪化し、肩の痛み・首の痛み・坐骨神経痛などの症状を引き起こします可能性があります。
☑注意したい生活習慣
冷房の風が直接体に当たる
就寝中、エアコンの設定温度が低すぎる
冷たい飲み物を多く摂り、内臓が冷えている
◆予防法
首や腰を冷やし過ぎないよう保温対策
こまめな肩甲骨周りのストレッチ
症状が長引く場合は、整形外科での診察、リハビリなどの治療がおすすめ
夏のレジャーによる「ケガ・捻挫」
7月は屋外でのスポーツやレジャーなど、外での活動が増える時期。特に子どもや高齢者の転倒・捻挫・骨折に注意が必要です。
☑こんなときは受診を検討
足首をひねった後、腫れや痛みが引かない
転倒して手をついてから手首が動かしにくい
レジャー後、膝や肩に鈍い痛みが続く
→ 「痛みが引かない=でも自然に治る」はNG。放置は禁物です。
いつでもご相談をお待ちしております
松井整形外科では、膝や腰の慢性痛、肩の痛み、夏場の捻挫や骨折など、幅広い整形外科的な症状・けがに対応しています。地域のかかりつけ整形外科として、丁寧な検査、的確な診断・治療を心がけております。
🏥予約不要・当日受診が可能(※混雑時はお待ちいただく場合があります)
👫必要に応じて国家資格を持つ理学療法士等によるリハビリも可能
📅月~土まで診療(木曜・土曜も診療あり)、日曜・祝日休み
🄿駐車場53台あり