2025.06.30
コラム
【腰の痛み 対策動画】放置すると慢性化も?デスクワーク・立ち仕事に潜むリスク
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回のテーマは「腰痛」について。
社会人になってから、「腰が重い」「長時間座っていると腰が痛む」などの悩みを感じるようになった方はいませんか?実は、腰痛は社会人に非常に多い症状のひとつで、仕事や日常生活の質を大きく左右する可能性があります。
今回は、社会人の腰痛の原因や予防法、治療法について、わかりやすく解説します。「最近腰の調子が悪い…」という方は、ぜひ参考にしてください。
腰痛は社会人の職業病?
腰痛は日本人の自覚症状の上位に常にランクインしています。その多くは、働き盛りの30代~50代の社会人に多く見られます。腰痛の原因は一つではなく、座りっぱなし・立ちっぱなし・中腰作業・重い物を持つなど、職種に応じた身体的負担が関係しています。
【職種別】社会人の腰痛の原因
デスクワーク中心の方
長時間の座位姿勢
猫背・前かがみの姿勢
運動不足による筋力低下
→椎間板や腰回りの筋肉に負担が集中し、腰痛や椎間板ヘルニアの原因になることも。
立ち仕事や中腰作業の多い方(介護職、販売職、調理など)
中腰での作業の繰り返し
靴のクッション性の低さ
腰に負担のかかる動作の習慣化
→慢性的な筋肉の疲労や、ぎっくり腰、筋膜性腰痛を引き起こす可能性があります。
重いものを持つ作業が多い方(建設業、配送業など)
不適切な荷物の持ち方
急な動作での腰への負担
→腰椎の関節や筋肉にダメージが蓄積されやすく、急性腰痛(ぎっくり腰)や椎間板障害のリスクが高まります。
【こんな症状は要注意!】整形外科受診の目安
以下のような症状があれば、早めに松井整形外科など整形外科の受診をおすすめします
朝起きたときに腰が痛む
デスクワーク中に腰が重くなる
長時間同じ姿勢がつらい
腰の痛みが1週間以上続いている
お尻や脚にしびれがある
一度ぎっくり腰になってから不安が続いている
松井整形外科での治療
松井整形外科では、腰痛の原因を的確に診断し、症状に応じて適切な治療を行います。
初診時の流れ
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問診・視診・触診
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レントゲン撮影や必要に応じたMRIのご案内
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痛みの程度や職業・生活習慣を考慮した個別対応
主な治療法
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内服薬・湿布・お注射による痛みのコントロール
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リハビリテーション(理学療法士等による運動療法)
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姿勢指導・生活指導
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コルセットなどの装具提案
腰痛を予防する3つのポイント
1. 姿勢の見直し
背中を丸めず、腰と背中をまっすぐに保つ意識を持ちましょう。椅子の高さ・パソコンの位置も重要です。
2. こまめなストレッチ
長時間同じ姿勢を避け、1時間ごとに立ち上がって体を動かしましょう。腰回りのストレッチがおすすめです。
3. 適度な運動と筋力維持
腹筋・背筋・体幹の筋力があると、腰への負担が軽減されます。ウォーキングや軽い筋トレを習慣にしましょう。
腰痛対策向けの簡単セルフケアを動画でご紹介しておきます。良ければ、他にも様々なセルフケア動画をアップしていますでの、アイコンをタップしてYouTubeからご覧ください。
腰痛に悩む社会人は、まずは整形外科へ
社会人の腰痛は、「年齢のせいだから」「仕事だから仕方ない」と放置されがちです。しかし、放っておくと慢性腰痛や神経症状(脚のしびれなど)に進行することも。
当院では、社会人のライフスタイルに寄り添った腰痛治療と予防アドバイスを行っています。デスクワークや立ち仕事による腰痛でお悩みの方は、松井整形外科にお気軽にご相談ください。