2025.06.09
コラム
6月に気をつけたい!整形外科的な注意点
こんにちは。愛知県安城市の松井整形外科です。
梅雨の時期を迎える6月は、体調や関節の不調を訴える患者様が多くいらっしゃいます。今回は「6月に注意すべき整形外科的ポイント」を分かりやすくご紹介します。体の違和感を早めにケアし、快適な夏を迎えましょう。
①気圧や湿度が関節に影響
梅雨に入ると、気圧の変化や高湿度によって関節痛や過去の傷が痛みしやすくなります。特に以下のような症状がある方は注意が必要です。
過去に骨折や捻挫をしたことがある
変形性膝関節症、関節リウマチなどの診断を受けている
天候によって痛みが出る「天気痛」傾向がある
🔶 対策のポイント
温める・軽い運動を取り入れる・鎮痛湿布の使用などが有効です。症状が続く場合は早めの受診をおすすめします。
②運動不足による体のこわばりに注意
6月は雨で外出を控える方が増え、運動不足により筋肉が硬くなりやすい季節です。特に在宅勤務が多い方やご高齢の方は要注意です。
🔶 こんな症状が出たらご相談ください
朝起きると体がこわばる
腰や肩が固まって動きにくい
歩き出すと膝に違和感がある
軽度の症状も放置せず、運動指導やリハビリなど、まずはお気軽にご相談ください。
③季節の変わり目は「ぎっくり腰」が増加⁉
気温差が激しい6月は、ぎっくり腰(急性腰痛症)が増える季節でもあります。重い荷物を持ったときや、何気ない動作でも発症することがあります。
🔶 ぎっくり腰を防ぐには
朝一番の動作はゆっくり行う
湿布やコルセットの活用
日頃から体幹(インナーマッスル)を鍛える
急な腰の痛みは、無理せず早めに当院にご相談ください。
④梅雨時の転倒リスクに注意
雨の日は滑りやすい路面や視界不良のため、転倒事故が増える時期です。特にご高齢者の方は要注意。
🔶 転倒を防ぐための工夫
滑りにくい靴を選ぶ
杖や手すりを活用する
歩幅を小さくしてゆっくり歩く
もし転んで「打撲かも」と思っても、骨折していることもあります。痛みが強い場合は放置せず、レントゲンなど医療的な検査をおすすめします。
最後に
仕方ないと思いがちな症状も、整形外科的な治療やアドバイスで改善することが多くあります。気になる痛みや違和感があれば、お気軽に松井整形外科までご相談ください。
松井整形外科では、リハビリテーションや生活習慣のアドバイスなど幅広い治療を提案しております。
地域の皆さまが元気に毎日を過ごせるよう、私たちが全力でサポートします!