2025.05.26
コラム
「ぎっくり腰かも?」と思ったら
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回の記事は、『ぎっくり腰』がテーマです。
突然の腰の激痛。重いものを持ち上げたとき、顔を洗おうと前かがみになったとき、あるいは何気ない動作で「ピキッ」と電気が走るような痛み…。そんな経験をされた方、もしかするとそれは ぎっくり腰(急性腰痛症) かもしれません。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは、急に腰に強い痛みが走り、動けなくなることもある腰のトラブルの総称です。医学的には「急性腰痛症」と呼ばれ、多くの場合は筋肉や靭帯、関節、椎間板などの腰部組織に急激な負荷がかかって炎症が起こることで発症します。
こんな症状があれば、すぐにご相談を
ぎっくり腰は放っておくと長引いたり、再発のリスクも高まります。以下のような症状があれば、早めに当院へご相談ください。
突然の腰の激しい痛み
少し動いただけで腰にズキッと痛みが走る
起き上がれない、歩けないほどの痛み
腰から足にかけてしびれや痛みがある
痛みが2~3日たっても軽くならない
松井整形外科での治療例
当院では、ぎっくり腰の状態や原因を的確に診断し、一人ひとりに合わせた治療を行います。
画像診断(必要に応じて)
X線やMRI検査を行い、骨折や椎間板ヘルニアなど他の疾患との鑑別を行います。
痛みのコントロール
痛みが強い場合には、消炎鎮痛薬の内服のご提案、場合によってはブロック注射を行い、早期の痛み軽減を目指します。
リハビリテーション
症状が落ち着いたら、再発防止のために理学療法士による運動療法やストレッチ指導を実施します。日常生活での正しい姿勢や動作のアドバイスも行います。
再発予防のご提案
ぎっくり腰は再発しやすいため、筋力バランスの改善や腰への負担を減らす生活習慣の見直しをご提案します。
「とりあえず様子見」は危険
ぎっくり腰は自然に治ることもありますが、自己判断で無理をすると悪化するケースも多く見られます。また、似たような症状でも、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが隠れている場合もあります。
「ぎっくり腰かも?」と感じたら、無理をせず、早めに整形外科を受診することが大切です。
腰の痛みでお困りなら、松井整形外科へ
松井整形外科では、地域に根ざした医療で、皆様の健康をサポートしています。急な腰の痛み、不安を感じたときは、お気軽にご相談ください。
smile and support by松井整形外科