2025.04.24
コラム
首・肩・腰の痛みが何日も続いている人へ
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回の記事は、『慢性的な関節の痛み』がテーマです。
「首がつらいけどそのうち治るだろう…」「肩こりはデスクワークだから仕方ない…」「腰痛は年齢のせい…」
こんなふうに、慢性的な痛みをそのまま放置していませんか?痛みには、身体からの大切な“SOSサイン”が隠れていることがあります。
今回は、首・肩・腰の痛みが長引いている方に向けて、整形外科での対応や受診の目安をお伝えします。
◎こんな症状、当てはまりませんか?
朝起きたときに首が固まって動かしにくい
デスクワーク中に肩が張ってきて頭痛がする
長時間座っていると腰が痛くて立ち上がるのがつらい
マッサージをしてもすぐに元に戻ってしまう
痛みが肩から腕や手まで広がってきた
腰の痛みと一緒に足のしびれを感じる
これらの症状は、筋肉の疲れだけでなく、神経の圧迫や背骨の変形が原因になっていることがあります。
◎よくある原因と病名の例
頸椎症(けいついしょう)
首の骨の老化現象により、神経が圧迫されて首や肩、腕にかけて痛みやしびれが出ます。
頚椎椎間板ヘルニア
若い方にも多く、首の椎間板が飛び出して神経に触れることで、首の痛みや腕のしびれが起こります。
肩こりによる緊張性頭痛
肩や首の筋肉の緊張が続くと、後頭部からこめかみにかけて頭痛が起こることもあります。
腰椎椎間板ヘルニア
腰の椎間板が飛び出し、神経を圧迫して腰痛や下肢のしびれを引き起こします。
変形性腰椎症・脊柱管狭窄症
高齢の方に多く、長く歩けない・脚がしびれるなどの症状が出るのが特徴です。
◎整形外科でできること
松井整形外科では、症状やライフスタイルに合わせて、以下のような対応を行っています。
レントゲン・必要に応じてMRIのご案内
→ 骨や関節、怪我の状態を詳しく調べます
痛み止め・湿布・関節注射などの治療方法の提案
→ 急な痛みの緩和や炎症の抑制に効果的です
リハビリテーション(物理療法・運動療法)の提案
→ 筋肉の緊張をほぐし、正しい姿勢・動きのサポートを行います
生活指導・姿勢改善アドバイス
→ 再発予防のためのセルフケアもご提案します
◎早めの受診がカギ
「このくらいの痛みなら…」と様子を見ているうちに、症状が悪化したり、慢性化したりすることがあります。特に、しびれや動かしにくさを伴う場合は、神経の異常が進んでいる可能性もあります。
できるだけ早い段階で原因をはっきりさせ、体に合った治療を受けることが、回復への近道です。
◎松井整形外科では
当院では、患者さん一人ひとりに対して丁寧な診察を心がけております。症状の背景までしっかり診察し、必要な検査や治療方法を提案しております。首・肩・腰の痛みでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
smile and support by松井整形外科