2025.02.20
コラム
肩・首の痛みで受診が必要か判断するための5つのチェックポイント
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回の記事は、『肩や首の痛み』がテーマです。
肩や首の痛みは日常生活でよく見られる症状ですが、病院を受診すべきか迷うことがあると思います。痛みの原因によっては専門的な治療が必要なこともあります。
今回ご紹介する5つのポイントを確認し、受診すべきかどうかの参考にされてください。
5つのチェックポイント
痛みの持続時間と経過
肩や首の痛みが数日以内で改善しない場合や、数週間以上続く場合は、早めに受診を検討しましょう。特に、痛みが段々と悪化している場合は、専門的な診断を受けることが大切です。
痛みの性質
痛みが鈍い筋肉痛のようなものであれば、過度な負担や姿勢の影響である可能性がありますが、鋭い痛みやしびれを伴う場合は、神経や関節に関わる可能性もあります。このような痛みは早期に診断を受けることが大切です。
腕や手のしびれ・力が入らない感覚
肩や首の痛みとともに、腕や手にしびれ、力が入りにくい感覚を感じる場合は、神経の圧迫やヘルニアなどの疑いがあります。神経に関連した症状は、早期の治療が重要となります。
体調全般の変化
痛みとともに発熱や体重減少、全身の倦怠感がある場合は、感染症など他の疾患が関与している可能性も考えられます。こうした全身症状がある場合は、急いで受診しましょう。
事故や外的衝撃を受けた後の痛み
交通事故やスポーツ中の怪我で強い衝撃を受けた後に肩や首に痛みが生じた場合、骨折や捻挫などが考えられます。これらのケガは放置せず、早期に整形外科で診断を受けることが必要です。
過去のコラムでも肩痛について書いていますので、一部ご紹介します。
当院では
当院では肩・首の症状において、診察やレントゲン等で状態を評価し、正しい診断が出来るよう努めています。
症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています。治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療プログラムを提案しています。
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最後に
肩や首の痛みの多くは軽い症状で済むこともありますが、今回ご紹介したチェックポイントに当てはまる場合は、お近くの整形外科などで専門的な診断を受けること、適切な治療を受けることができます。
痛みを放置せず、早期に対応することが回復への第一歩です。
smile and support by松井整形外科