2025.02.17
コラム
膝が痛い!取るべき行動5選
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回の記事は、『膝の痛み』がテーマです。
「最近、膝が痛くて歩くのが辛い…」
もしあなたがそう感じているなら、この記事を参考にしてみてください。膝の痛みは、放置すると症状が悪化する可能性もあります。
今回は、膝が痛いと感じた時に取るべき行動を5つにまとめました。
◎取るべき行動5選
1. 安静にする
まず大切なのは、無理に動かさないことです。痛みを感じたら、すぐに運動や作業を中止し、安静な状態を保ちましょう。
座る時
椅子に深く腰掛け、膝が90度になるようにしましょう。
寝る時
仰向けになり、膝の下にクッションや枕を置いて少し高くすると、負担を軽減できます。
歩く時
できるだけ膝に負担をかけないように、ゆっくりと姿勢良く歩きましょう。
2. 冷やす
痛みや腫れがある場合は、冷やすことが有効です。
冷やし方
ビニール袋に氷水を入れて、患部に15分程度当てます。
注意点
冷やしすぎると凍傷になる恐れがあるので、タオルなどを挟んで直接皮膚に当てないようにしましょう。
3. 温める
慢性的な痛みや関節のこわばりがある場合は、温めることが効果なこともあります。
温め方
お風呂に入ったり、蒸しタオルで患部を温めたりしましょう。
注意点
熱感を感じる際は炎症を起こしている場合もあるため、温めると症状が悪化する可能性があります。専門医への相談が優先されます。
4. テーピングやサポーター
ある程度技術は必要ですが、膝の安定性を高めるために、テーピングやサポーターを使用するのも有効です。
テーピング
膝の関節を固定し、負担を軽減する効果があります。
サポーター
膝全体を覆い、保温・圧迫することで、痛みを和らげる効果があります。
注意点
テーピングやサポーターを使用する際は、専門家(医師や理学療法士)に相談し、適切な方法や種類を選んでもらいましょう。
5. 整形外科を受診する
痛みが続く場合や、症状が悪化する場合は、自己判断せずに整形外科を受診しましょう。
痛みが強く、歩行や日常生活に支障をきたす場合
痛みが数日以上続く場合
腫れや熱感が引かない場合
膝の変形や不安定感がある場合
◎当院では
ちなみに、当院では診察やレントゲン等で怪我の状態を評価し、正しい診断が出来るよう努めています。症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています。
治療においても、お薬の処方、理学療法士によるリハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法など、症状に応じた治療プログラムを提案しています。
⇒当院のリハビリテーションについてはこちらをチェック
⇒当院の診療案内はこちらをチェック
◎まとめ
膝の痛みは、放置すると悪化する可能性があります。痛みを感じたら、まずは安静にし、適切な対処を行いましょう。症状が改善しない場合は、早めにお近くの整形外科を受診し、適切な診断と治療を受けることが大切です。
smile and support by松井整形外科