2025.02.11
コラム
【腰痛】気をつけるべき家事5選|リハビリ専門職が教える腰痛対策
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回の記事は、『腰痛と家事』がテーマです。
「お掃除をすると腰が痛くなる」「腰痛が悪化して、家事が思うようにできない」このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
家事は、腰に負担がかかる動作が多く、腰痛持ちの方にとっては辛いものです。そこで今回は、腰痛持ちの方が家事をする際に気をつけるべきことを、具体的な家事の例を挙げながら5つにまとめました。
◎気をつけるべき家事5選
掃除機がけ
掃除機がけは、腰をかがめた姿勢で長時間行うため、腰に負担がかかりやすい家事です。
対策
・柄の長い掃除機を使う
・腰をかがめずに、背筋を伸ばす
・こまめに休憩を挟み、腰を休ませる
・ロボット掃除機など、便利な家電製品を活用する
床拭き
床拭きも、腰をかがめた姿勢で行うため、腰に負担がかかりやすい家事です。
対策
・柄の長いフロアワイパーを使う
・腰をかがめずに、背筋を伸ばす
・膝をついて、腰への負担を軽減する
・無理のない範囲で、こまめに休憩する
洗濯物干し
洗濯物を干す際は、洗濯物が入ったカゴを持ち上げたり、高い位置に洗濯物を干したりするため、腰に負担がかかりやすい家事です。
対策
・洗濯物カゴは、軽いものを選ぶ
・洗濯物を入れる高さを調整する
・台などを利用し、腰への負担を減らす
・無理のない範囲で、こまめに休憩を挟む
料理
料理は、長時間同じ姿勢で立ち作業を行うため、腰に負担がかかりやすい家事です。
対策
・調理台の高さを調整する
・足元に台を置き、片足ずつ交互に乗せる
・こまめに休憩を挟み、腰を休ませる
・椅子に座って作業できるものは、座って行う
食器洗い
食器洗いも、長時間同じ姿勢で立ち作業を行うため、腰に負担がかかりやすい家事です。
対策
・洗う前に、食器を水につけて汚れを落としやすくする
・洗う際は、片足を交互に台に乗せるなどして、腰への負担を軽減する
・こまめに休憩を挟み、腰を休ませる
・食洗機など、便利な家電製品を活用する
◎当院では
当院では診察やレントゲン等で状態を評価し、正しい診断が出来るよう努めています。症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています。
治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療プログラムを提案しています。
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◎まとめ
今回は、腰痛持ちの方が家事をする際に気をつけるべきことを、具体的な家事の例を挙げながら5つにまとめました。
これらのことに注意して、腰痛を理解し、必要であれば整形外科など専門医を頼るなど、快適な生活を送る対策をしていきましょう。
smile and support by松井整形外科