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2025.01.30

コラム

膝が痛くても大丈夫!リハビリ専門職おすすめの運動3選

こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回の記事は、膝の痛みがテーマです。

膝の痛みで悩んでいる方運動はしたいけどどんなものが良いか分からない方は、参考にしてみてください。今回は、リハビリテーション専門職の視点から、なるべく膝に負担をかけずにできる運動を3つご紹介します。

この記事を書いている筆者は、リハビリテーションの国家資格である作業療法士として16年の経験を持ち、現在も毎日リハビリテーションを実施しています。今回もこういった筆者が解説していきます。

 

 

なぜ運動が大切なのか?

膝の痛みがあるからといって、運動を全くしないのは良くありません。適切な運動を行うことで、膝周りの筋肉を強化し、関節への負担を軽減する効果が期待できます。また、血行を良くし、痛みを和らげる効果も期待できます。

 

 

膝に優しい運動3選

 

ウォーキング

ウォーキングは、手軽に始められる有酸素運動です。ジョギングに比べて膝への負担が少なく、関節への衝撃を吸収しやすいのが特徴です。

専門職の視点
ウォーキングは、膝の関節軟骨への負担が少なく、関節の潤滑油である滑液の分泌を促す効果が期待できます。また、下半身の筋肉をバランス良く鍛えることができるため、膝の安定性を高める効果も期待できます。

 

水中ウォーキング

プールで行う水中ウォーキングは、水圧によって体が浮き上がり、体重が軽減されるため、膝への負担を大幅に減らすことができます。

専門職の視点
水中ウォーキングは、各関節への負担をかなり軽減出来ます。痛みがある方でも安心して行うことができます。また、全身運動となるため、心肺機能の向上も期待できます。

 

自転車こぎ

自転車こぎは、膝の関節への負担が少なく、下半身の筋肉を効果的に鍛えることができる運動です。

専門職の視点
自転車こぎは、膝の関節を曲げ伸ばしする運動であるため、関節の可動域を維持するのに役立ちます。また、太ももの筋肉を鍛えることで、膝の安定性を高める効果も期待できます。

 

 

運動する上での注意点

専門職の指導を受ける

痛みが強い場合や慢性的な症状の場合、既に整形外科など病院に通われている方は、専門医やリハビリテーション専門職の指導を受けてから運動をスタートするようにしましょう。

痛みを感じたら、すぐに中止

痛みを感じながら運動を続けることはNG。症状が悪化する可能性があります。

無理のない範囲で行う

段階的なステップアップが大切。初めは短い時間から始め、徐々に運動時間を増やしていくようにしましょう。

ウォーミングアップとクールダウンをしっかり行う

運動前は動的ストレッチ、運動後は静的ストレッチ。筋肉を温めてから運動を始め、運動後はゆっくりとストレッチを行うようにしましょう。

 

 

 

当院では

当院では診察やレントゲン等で状態を評価し、膝痛の正しい診断が出来るよう努めています。症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています

治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療プログラムを提案しています。

⇒当院のリハビリテーションについてはこちらをチェック
⇒当院の診療案内はこちらをチェック

 

 

まとめ

膝の痛みがあるからといって、運動を諦める必要はありません。むしろ、適切な運動は膝の痛みを改善し、あなたらしい生活を送るためにとても大切です。今回ご紹介した運動など、取り組みやすいものから始めてみてください。

痛みやその他症状が続いている方は、お近くの整形外科に受診されることもおすすめです。

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