2025.01.27
コラム
腰痛と食事の関係
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回の記事は、『腰痛と食事の関係』がテーマです。
腰痛の原因は様々ですが、実は食事も大きな影響を与えることがあります。もしかすると、大好きなお菓子をたくさん食べると腰が痛くなるかも⁉実はその可能性もなくはないのです。気になる方は是非参考にされてください。
なぜ食事が腰痛に影響するのか?
栄養バランスの重要性:
・カルシウム、ビタミンD、マグネシウムなど骨の健康に不可欠な栄養素が不足すると、骨が弱くなり腰痛の原因になる
・タンパク質は筋肉を作るために必要。筋肉が不足すると腰を支える力が弱まり、腰痛を悪化させる可能性がある
炎症との関係:
・糖質の過剰摂取や加工食品の摂りすぎは、体内に炎症を起こしやすく、腰痛を悪化させる可能性がある
体重との関係:
・肥満は腰椎への負担を増やし、腰痛のリスクを高める
積極的に摂りたい食品
カルシウム: 乳製品、小魚、緑黄色野菜
ビタミンD: 鮭、マグロ、卵黄
マグネシウム: 海藻類、ナッツ類
タンパク質: 肉、魚、大豆製品、卵白
各栄養素をバランス良く摂取するために、様々な種類の食品を食べることが大切です。間食は控えめにし、規則正しい食事を心がけていきましょう。
腰痛を悪化させる可能性のある食品
糖質の過剰摂取:白米、パン、麺類など
加工食品:菓子、スナック菓子、清涼飲料水
塩分:体内の水分バランスを乱し、むくみや高血圧を引き起こす可能性がある
いずれも過剰摂取が問題となり得ます。適切な量を意識し、食べすぎに注意すれば問題ありません。
その他の注意点
水分不足:身体の機能を正常に保つために、こまめな水分補給を心がける
運動不足:筋肉量を維持し、なるべく腰に負担をかけないようにする
ストレス:ストレスは自律神経を乱し、腰痛を悪化させる可能性がある
当院では
当院では診察やレントゲン等で状態を評価し、腰痛の正しい診断が出来るよう努めています。症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています。
治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療プログラムを提案しています。
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まとめ
食事の改善は、腰痛予防・改善に大きな影響を与えます。出来ることから取り入れ、必要に応じて整形外科の専門医や栄養士などに相談し、ご自身にあった腰痛の管理方法を見つけることが大切です。
このコラムが皆さまの健康の一助となれば幸いです。
smile and support by松井整形外科