2025.01.23
コラム
冷え性…ぽかぽか体質になるための提案
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回の記事は、『冷え性』がテーマです。
運動してもすぐに体が冷えてしまう、そんなお悩みをお持ちのあなたへ。現役の作業療法士(リハビリテーション専門職)とトレーニー(長年のトレーニング経験)の視点から、冷え性を改善するための具体的な対策や運動方法をご紹介します。
なぜ運動しても冷える?その原因を探る
運動は体を温める効果がありますが、冷え性の人にとっては、運動後すぐに体が冷えてしまうという経験があると思います。いくつか考えられる原因をご紹介します。
筋肉量の不足
筋肉は体の熱を生み出す工場です。筋肉量が不足すると、熱産生量が減り、冷えやすくなります。
血行不良
運動不足や冷えによって血管が収縮し、血行が悪くなると、体の末端まで温かい血液が巡りにくくなります。
基礎代謝の低下
基礎代謝が低いと、安静時でも消費するエネルギーが少なく、体温が維持しにくくなります。
ぽかぽか体質になるための提案
作業療法士トレーニーの視点から、冷え性を改善するための具体的な対策を3つご紹介します。
1.筋肉量を増やす
おすすめの運動:
・スクワット、腕立て伏せなどの自重トレーニング
・ウォーキング、水泳などの全身運動
・ジムなどで筋トレマシンを使ったトレーニング
ポイント:
・全身の筋肉を使う運動
・徐々に負荷をかけていくこと
・運動前後のストレッチは必ず行う
2.血行を良くする生活習慣
お風呂:
・温かいお風呂にゆっくりと浸かり、体を芯から温めましょう。
・入浴前に足湯をするのも効果的です。
食事:
・温かいものを食べ、体を内側から温めましょう。
・血行を促進するビタミンEや鉄分を多く含む食品を積極的に摂りましょう。
・常温以上を意識し、冷たい飲み物はなるべく控えめにしましょう。
睡眠:
・十分な睡眠をとることで、自律神経のバランスを整え、血行を促進します。
3.冷えやすい体質の原因を探ろう!
不調の可能性:
・冷え性には、甲状腺の機能や貧血などが関係していることもあります。
・長期的に改善が見られない場合は、医療機関の受診をおすすめします。
当院について
当院では整形外科、内科の診療を行っております。治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療を提案しています。
現在の症状で、何かお困りごとがある方はいつでもご相談ください。
診療科によって診察曜日や診察時間が異なりますのでご注意ください☟
⇒当院の診療案内はこちらをチェック
まとめ
冷え性は、運動不足や生活習慣の乱れが原因となることが多いですが、体調不良の可能性も考えられます。
長期的にお困りであれば、お近くの医療機関にご相談されてください。あなたに合った生活習慣など、改善についてのアドバイスを受けることができます。
このコラムが皆さまの幸せの一助になることが出来れば幸いです。
smile and support by松井整形外科