2025.01.16
コラム
切り傷などの傷全般も整形外科へ
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回の記事は、『整形外科の対象領域』がテーマです。整形外科は骨折や捻挫だけではなく、切り傷や擦り傷などの傷全般も治療の対象としています。
整形外科では傷全般が対象
整形外科では、骨、関節、筋肉、腱、靭帯といった運動器の病気やケガを治療します。主に具体的な以下の症状に対して治療を行います。
傷全般の症状
切り傷や擦り傷などの傷に対して処置を行います。
骨折
骨が折れてしまった状態です。ギプス固定や手術による治療を行います。
脱臼
関節が本来の位置から外れてしまった状態です。整復処置や手術による治療を行います。
捻挫
関節をひねってしまい、関節を支えている靭帯が損傷した状態です。固定やリハビリテーションによる治療を行います。
肉離れ
筋肉が部分的に断裂してしまう状態です。安静、冷却、圧迫、挙上(RICE)療法やリハビリテーションによる治療を行います。
関節炎
関節に炎症が起こり、痛みや腫れが生じる状態です。お薬処方、物理療法など、様々な治療法があります。
変形性関節症
変形性膝関節症など、関節軟骨がすり減り、関節が変形し痛みを生じる状態です。お薬処方やリハビリテーション、人工関節置換術など、様々な治療法があります。
骨粗鬆症
骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。お薬処方、カルシウムやビタミンDの摂取、運動療法など、様々な治療法があります。
スポーツ障害
スポーツ活動中に起こる筋肉や腱の損傷、関節の捻挫などです。RICE療法、リハビリテーション、必要時の手術など、様々な治療法があります。
成長痛
小児期によく見られる、運動後や夜間に起こる足の痛みです。安静、ストレッチ、マッサージなど、対処療法が中心となります。
関節痛
首、肩、肘、手首、腰、膝、足首などの関節痛。痛みは様々な原因が考えられます。お薬処方、リハビリテーション、必要に応じて手術など、原因に合わせた治療法が選択されます。
肩こり
首や肩の筋肉が緊張し、痛みやこわばりを感じる状態です。お薬処方、物理療法などのリハビリテーション、運動療法などの治療法があります。
先天性疾患
生まれつき骨や関節に異常がある状態です。手術による治療が必要な場合があります。
整形外科を受診する目安
◎スポーツや仕事での切り傷などの怪我をした時
◎関節が腫れたり、関節に熱感がある時
◎動作の際に関節が痛んで、日常生活に支障がある時
◎長く続く痛みや痺れがある時
◎捻挫や明らかな骨折がある時
これらの症状があれば、早めにお近くの整形外科を受診することをおすすめします。
今の症状でお困りであれば
当院でも上記の様な怪我や症状に対応しています。必要に応じてMRIなどで正しく原因究明を行い、治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療を提案しています。
現在の症状でお困りの方はいつでもご相談ください。
診療科によって診察曜日や診察時間が異なりますのでご注意ください☟
⇒当院の診療案内はこちらをチェック
まとめ
それぞれの診療科で役割は異なりますが、日常生活上での怪我で悩んでいる場合は、お近くの整形外科を受診することをおすすめします。専門医による適切な診断と治療を受けることで、早期回復が期待できます。
大切なのは、早期の行動です。 自宅で安静にしていても症状が改善しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
smile and support by松井整形外科