2025.01.13
コラム
中高年が身体を鍛えるべき理由3選
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回は「身体を鍛えるべき理由」について、中高年以上の方に向けた内容です。
30代、40代と年齢を重ねるにつれ、より運動の重要性を感じる方は多いと思います。では、なぜ中高年になっても運動を続ける必要があるのでしょうか?今回は、中高年が身体を鍛えるべき理由3選と、その理由についてご紹介します。
1.健康寿命の延伸
健康寿命とは、病気やケガなどなく、日常生活を自分らしく送れる期間のこと。平均寿命は延びている一方で、健康寿命との差が大きくなっていっては意味がありません。適切な量の運動は、様々な病気のリスクを下げ、健康寿命を延ばす効果が期待できます。
心臓血管疾患のリスク低下
運動は血圧を下げ、コレステロール値を改善し、動脈硬化を予防することで心臓病や脳卒中などのリスクを下げます。
糖尿病のリスク低下
運動は、インスリンの働きを改善し、血糖値をコントロールすることで、糖尿病の予防などが期待できます。
骨粗鬆症の予防
運動は筋肉を鍛えるだけでなく、骨密度の向上も期待できます。骨折のリスクを下げます。
2.生活の質の向上
運動は、身体だけでなく、心にも良い影響を与えます。
ストレスの軽減
適度な運動は、ストレスホルモンの分泌を抑制し、気分転換になることで、ストレスを軽減する効果があります。
睡眠の質の向上
適度な運動は、睡眠の質を改善し、疲労回復を促進します。
自信の向上
目標を達成したり、身体が変化していくことを実感することで、自信がつき、生活に張り合いが生まれます。
3.社会参加の機会の増加
運動は、一人で楽しむだけでなく、仲間と一緒に取り組むことで、社交的な活動の機会を増やすことができます。
人間関係の広がり
スポーツクラブやウォーキング仲間など、運動を通じて新しい人との出会いが生まれ、人間関係が広がります。
コミュニティへの貢献
スポーツ大会への参加やボランティア活動など、地域社会への貢献にもつながります。
運動を始める際の注意点
医師に相談する
特に持病がある場合は、運動を始める前に必ず医師に相談しましょう。
無理のない範囲で行う
自分に合った運動の種類や強度を選び、疲労しすぎない範囲で行うことが大切です。
継続することが大切
短期的な効果を求めるのではなく、継続して運動を続けることが、健康維持につながります。
運動を決して特別なものとして捉えず、日常生活の中に組み込む『習慣』とすることがポイントです。習慣とはモチベーションに左右されず、当たり前のように実施できる状態です。ぜひ、自分に合った運動を見つけて、健康でアクティブな生活を送りましょう。
今の症状でお困りであれば
当院では整形外科、内科の診療を行っております。治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療を提案しています。
現在の症状でお困りの方はいつでもご相談ください。
診療科によって診察曜日や診察時間が異なりますのでご注意ください☟
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まとめ
中高年になっても、身体を鍛えることは、健康寿命の延伸、生活の質の向上、社会参加の機会の増加など、多くのメリットがあります。目的や目標があることで、より継続的に取り組むことが出来るとは思いますが、必ずしも目標は必要ではありません。
「健康に良いからやっている」このくらいで大丈夫です。大切なことはモチベーションに左右されずに習慣にすること。ご自身のペースで継続していきましょう。
smile and support by松井整形外科