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2024.12.26

コラム

反り腰について

こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回は「反り腰」についてです。症状や原因を出来るだけ簡単に解説していますので、是非参考にされてください。

 

反り腰とは?

反り腰とは、文字通り腰が反っている状態を指します。本来、人間の背骨はS字カーブを描いていますが、反り腰では腰の部分が過度に反り、お腹が前に突き出たような姿勢になります。

 

 

反り腰の症状

反り腰になると、様々な症状が現れることがあります。

腰痛

腰に慢性的な痛みを感じることがあります。

肩こり

猫背になりやすく、肩こりを引き起こすことがあります。

呼吸が浅くなる

姿勢が悪くなることで、呼吸が浅くなりやすくなります。

消化不良

内臓が圧迫され、消化不良を起こしやすくなります。

見た目の変化

お腹がぽっこり出て見えたり、お尻が垂れて見えたりすることがあります。

 

反り腰になる原因

反り腰になる原因は様々ですが、主なものとして以下が挙げられます。

姿勢の悪さ

長時間同じ姿勢でいる、猫背、足を組むなど、普段の姿勢が反り腰を助長することがあります。

筋肉バランスの崩れ

特に、お腹周りの筋肉が弱く、背中側の筋肉が硬くなると、腰が反りやすくなります。

骨盤の歪み

骨盤が前傾することで、腰が反ってしまうことがあります。

 

 

反り腰の原因となる筋肉5選

 

大腰筋

【役割】
体を前傾させたり、股関節を曲げる動きをサポートします。
【反り腰との関係】
大腰筋が緊張しすぎると、骨盤が前傾し、腰が反りやすくなります。

腸腰筋

【役割】
大腰筋を含め、体幹を安定させる役割も担います。
【反り腰との関係】
緊張すると骨盤が前傾し、腰が反りやすくなります。

腹直筋

【役割】
体を前屈させたり、体幹を安定させる役割を担います。
【反り腰との関係】
腹直筋が弱いと、体幹を支える力が弱まり、腰が反りやすくなります。

脊柱起立筋

【役割】
背骨を支え、体幹を伸展させる働きをします。
【反り腰との関係】
脊柱起立筋が過度に緊張すると、腰が反りやすくなります。

臀筋群(お尻)

【役割】
体を後ろに傾けたり、股関節を外転させる働きをします。
【反り腰との関係】
臀筋群が弱いと、骨盤が前傾し、腰が反りやすくなります。

 

 

反り腰を改善するために

これらの筋肉のバランスを整えることが、反り腰改善の鍵となります。

ストレッチ

緊張している筋肉を伸ばし、柔軟性を高めます。

筋力トレーニング

弱い筋肉を鍛え、筋肉のバランスを整えます。

姿勢改善

日常生活で正しい姿勢を意識し、筋肉の負担を減らします。

 

 

当院では

当院では診察やレントゲン等で状態を評価し、正しい診断が出来るよう努めています。症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています

治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療プログラムを提案しています。

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⇒当院の診療案内はこちらをチェック

 

 

まとめ

反り腰は、放置しておくと様々な症状を引き起こす可能性があります。しかし、適切な運動やストレッチを行うことで、改善することができます。ご自身が反り腰でお悩みでしたら、一度お近くの整形外科を受診し、専門医に相談することをおすすめします。

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