2024.12.23
コラム
スポーツでの怪我 スポーツ障害とスポーツ外傷
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回は「スポーツでの怪我」についてです。スポーツを楽しむ上で「怪我」はどうしてもつきもの。実は、スポーツの怪我には大きく分けて2つの種類があります。症状など、なるべく簡単に解説していますので、是非参考にされてください。
スポーツ障害とスポーツ外傷
スポーツ障害
・オーバーユースによる慢性的な痛み
・原因が特定しにくい場合が多い
・軟部組織(筋や靭帯)に起こりやすい
・初期症状を放置すると悪化しやすい
ランニングで膝が痛む、野球で肩が痛いといったケースが挙げられます。これらの痛みは、同じ動作を繰り返すことで徐々に現れ、原因は特定しにくいことが多いです。
スポーツ外傷
・外力による急性のケガ
・捻挫、骨折、脱臼などが代表的
・原因となる出来事がはっきりしている
・応急処置が重要
サッカーで足を捻挫したり、バスケで手を骨折したりといったケースが挙げられます。これらのケガは、外からの強い力が加わることで突然起こり、原因となる出来事がはっきりしています。
対策と日頃の工夫
・ウォーミングアップとクールダウン
・適切な運動量、強度でトレーニング
・体のサインに注意し、無理はしない
・バランスの取れた食事
・十分な睡眠
・定期的な身体チェック
治療方法
治療法は、ケガの種類や程度によって異なります。
スポーツ障害
・物理療法(温熱療法、電気療法など)
・運動療法(ストレッチ、筋トレ)
・お薬処方(消炎鎮痛剤など)
・インソール作成(足底トラブルに)
スポーツ外傷
・固定(ギプス、サポーターなど)
・牽引
・手術 など
当院から皆さまへ
スポーツ障害もスポーツ外傷も、放置すると日常生活にも支障をきたす可能性があります。少しでも気になる症状がある場合は、早めにお近くの整形外科など、専門医へ受診されることをお勧めします。
ちなみに、当院では診察やレントゲン等で怪我の状態を評価し、正しい診断が出来るよう努めています。症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています。
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まとめ
スポーツを楽しむためには、怪我の予防は大切です。日頃から体をケアし、無理のない範囲で運動を行いましょう。もし、怪我をしてしまった場合は、自己判断せずに専門医に相談することが大切です。
当院では、スポーツ障害・スポーツ外傷の診断と治療を行っております。お気軽にご相談ください。
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