2024.12.09
コラム
冬こそ要注意!冷え性と関節痛の関係について
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回の記事は、『冷え性と関節痛』がテーマです。
寒い冬は、温かい布団から出たくなくなる季節です。しかし、この寒さが原因で、関節の痛みに悩まされる方も少なくありません。今回は、多くの方が抱える「冷え性」と「関節痛」の関係性について、わかりやすく解説していきます。
冷え性と関節痛、なぜ関係があるの?
冷え性になると、血管が収縮し、血液の循環が悪くなります。血液は、関節に必要な栄養素や酸素を運ぶ役割を担っています。
そのため、血液の循環が悪くなると、関節への栄養供給が不足し、関節軟骨がすり減りやすくなります。これが、関節痛の原因の一つと考えられています。
冷え性が関節痛に与える影響
関節軟骨の損傷
関節軟骨は、関節の動きをスムーズにするクッションのような役割を果たしています。冷えによって血液循環が悪くなると、関節軟骨への栄養供給が不足し、損傷しやすくなります。
筋肉の緊張
冷えによって筋肉が緊張すると、関節の動きが制限され、痛みが出やすくなります。
炎症の悪化
関節に炎症がある場合、冷えによって血行が悪くなり、炎症が長引く可能性があります。
冷え性を改善し、関節痛予防する方法
体を温める
・温かいお風呂にゆっくりと浸かる
・温かい飲み物をこまめに飲む
・温かい食事を摂る
・防寒対策をしっかり行う
適度な運動
・ウォーキングやストレッチなど
・血行を促進し、筋肉を温める
バランスの取れた食事
・ビタミンやミネラルをバランスよく
・特に、ビタミンEやマグネシウムは血行改善に効果的
規則正しい生活
・十分な睡眠をとる
・ストレスを溜めない工夫
当院で出来ること
当院では関節痛に対して、診察やレントゲン等で状態を評価し、正しい診断が出来るよう努めています。症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています。
治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療プログラムを提案しています。
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まとめ
冷え性は、関節痛を引き起こす原因の一つです。しかし、適切な対策を行うことで、冷え性を改善し、関節痛を予防することができます。既に関節の痛みでお悩みの方は、お近くの整形外科にご相談ください。
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