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2024.10.17

コラム

膝の痛みとシューズ選び

こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回は「膝の痛み」、「シューズ選び」についてです。靴選びのポイントなど、なるべく簡単に解説していますので、気になる方は、是非参考にされてください。

目次
◎クッション性と安定性
◎具体的な選び方
◎インソールの必要性
◎ウォーキングシューズとランニングシューズ

◎迷ったコレ

 

 

クッション性と安定性

膝の痛みを軽減する靴選びでは、クッション性と安定性の両方を考慮することが大切です。

クッション性

歩行時の衝撃を吸収し、膝への負担を軽減します。

安定性

足をしっかりとホールドし、関節への負担を減らします。

 

 

具体的な選び方

ヒールは低めが理想

2cm程度のローヒールが、膝への負担を軽減すると言われています。

かかとがしっかり固定されている

歩行時のブレを防ぎ、安定性を高めます。

足の形に合ったものを選ぶ

幅広や甲高など、自分の足の形に合った靴を選びましょう。

素材も重要

通気性が良く、足に優しい素材を選ぶこともおすすめです。

靴底の柔らかさ

靴底(アウトソール)の柔らかさがクッション性に関与します。

 

 

インソールの必要性

靴に合ったインソール(中敷き)を入れることで、足の形に合わせたサポート力が生まれ、足への負担を軽減しながら姿勢も安定させる効果が期待できます。

最近では大型スポーツ店などで、足型から測定し、インソールを作成してくれる店舗もあります。

衝撃吸収

クッション性の高いインソールは、歩行時の衝撃を吸収し、膝への負担を軽減します。

姿勢改善

足のアーチをサポートし、正しい姿勢を維持することで、膝への負担を分散します。

痛み軽減

足の痛みや疲れを軽減し、快適な歩行をサポートします。

 

 

ウォーキングシューズとランニングシューズ

膝の痛みを軽減する靴選びで迷うのは、ウォーキングシューズとランニングシューズの違い。それぞれの特性を理解して、ご自分に合うものを選んでいきましょう。

ウォーキングシューズ

特徴

クッション性が高く、安定性も重視。長時間歩いても疲れにくい設計。

メリット

日常の歩行や軽い運動に最適。膝への負担を軽減し、姿勢をサポート。

デメリット

ランニング時の衝撃吸収にはやや弱い。

 

ランニングシューズ

特徴

衝撃吸収性に優れ、軽くて柔軟性が高い。

メリット

ランニング時の衝撃を吸収し、膝への負担を軽減。

デメリット

長時間歩いたり、立ちっぱなしには不向きな場合も。

 

どちらを選ぶべきか

 ウォーキングシューズ

軽い運動や普段使いにおすすめ。

ランニングシューズ

本格的なランニング、ジョギング時におすすめ。

 

 

迷ったらコレ

※筆者個人の意見ですので参考までに

アシックス(ASICS)

スポーツシューズの老舗ブランド。幅広いラインナップで、自分に合った一足が見つかる。

ミズノ(MIZUNO)

日本を代表するスポーツブランド。ランニングシューズだけでなく、ウォーキングシューズも充実している。

ニューバランス(New Balance)

ファッション性も高く、幅広い年齢層に人気。

ホカ(HOKA)

厚底ソールが特徴で、クッション性抜群。

ブルックス(BROOKS)

ランニングシューズに定評があるブランド。

ナイキ(Nike)

言わずと知れたスポーツブランド。

 

 

まとめ

膝の痛みは、日常生活に大きな支障が出ます。適切なシューズを選び、日頃のケアを続けることで、痛みを軽減し、快適な生活を取り戻すことが出来ます。もし、痛みが継続する場合は、整形外科など専門医にご相談ください。

 

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