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2024.10.14

コラム

【三大栄養素】食事から得る栄養の大切さ

こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回のテーマは「三大栄養素」についてです。

健康、身体づくり、リハビリ、ダイエットなど、実は様々な目的に対して必須となる食事管理。今回は栄養素の解説を通して、日々の健康をサポート出来ればと思います。

 

 

食事から得る栄養の大切さ

皆さんの身体は、食べたものでできています。毎日口にする食事。私たちは、単に「お腹を満たす」ために食べているわけではありません。

食事から得られる栄養素は、私たちの体を構成し、生命活動を維持するために不可欠なものです。特に、三大栄養素と呼ばれる「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」は、体内のエネルギー源として重要な役割を担っています。

 

 

三大栄養素とは?

たんぱく質

体を構成する筋肉や臓器、酵素、ホルモンなどの主要な成分です。成長期の子どもだけでなく、大人にとっても筋肉量を維持するためには、十分な量のたんぱく質が必要です。

脂質

体温を維持したり、ビタミンA、D、E、Kなどの脂溶性ビタミンの吸収を助けたりします。良質な脂質は、脳の働きを良くしたり、免疫力を高める効果も期待できます。

炭水化物

体を動かすためのエネルギー源として最も効率的に利用されます。特に脳は、ブドウ糖を主なエネルギー源としているため、炭水化物が不足すると集中力が低下したり、疲労を感じやすくなったりします。

 

 

なぜバランスの取れた食事が大切なの?

三大栄養素をバランス良く摂ることで、以下のような効果が期待できます。

健康な体作り

筋肉量が増え、基礎代謝が向上し、太りにくい体になります。

病気の予防

免疫力が向上し、生活習慣病のリスクを低減できます。

美容効果

肌や髪の毛の健康維持、アンチエイジング効果が期待できます。

精神的な安定

脳の働きが活発になり、ストレスに強くなれます。

 

 

普段の食事で、栄養バランスを意識するには?

主食、主菜、副菜をバランス良く

ご飯やパンなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜やきのこなどの副菜を組み合わせることで、三大栄養素をバランス良く摂取できます。

様々な食材を食べる

同じ食材ばかりではなく、色々な種類の食材を食べることで、栄養の偏りを防ぎ、栄養素をバランス良く摂ることができます。

加工食品を控える

加工食品には、糖分や脂質、塩分が多く含まれていることがあります。できるだけ、生の食材を使った料理を心がけましょう。

間食も意識して

間食をする際は、お菓子ではなく、果物やナッツなど、栄養価の高いものを選びましょう。

 

 

1日の目安量

1日の目安量は、年齢、性別、活動量、身長、体重など、個人によって異なります。厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」では、年齢や性別ごとに、各栄養素の摂取目標量が示されています。

目安として、一般的に言われているのは以下の割合です。

炭水化物: 50~65%
脂質: 20~30%
タンパク質: 13~20%

これは、1日の摂取カロリーを100%とした場合の割合です。

例えば、1日の摂取カロリーが2000kcalの場合、炭水化物は1000~1300kcal、脂質は400~600kcal、タンパク質は260~400kcalが目安となります。

注意

・この割合はあくまでも目安であり、個人差がある。

・運動量が多い人や、筋肉量向上を目指す人は、タンパク質の摂取量を増やす必要がある。

・持病がある方、特別な食事制限をしている人は、医師や栄養士に相談が必要。

 

 

まとめ

食事は、単に「お腹を満たす」ためのものではありません。私たちの健康を維持し、より良い生活を送るために、食事から得られる栄養素はとても大切です。

年齢や活動量など、個人に合わせた食事を心がけ、必要であれば医師や栄養士などに 個別相談を受けるのもお勧めです。ご自身の体と相談しながら、バランスの取れた食事を心がけ、健康な毎日を送りましょう。

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