2024.07.18
コラム
【脚がつる!】原因と対策5選
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回は「夜に脚が攣って(つって)痛くてたまらない!」といったお悩みにお答えします。
読者のお悩み
・脚が攣る原因は?
・対策は何がある?
このような疑問、お悩みについて解説していきます。
少しでもご参考になれば幸いです。
脚が攣る原因
原因1: 筋肉の疲労
筋肉が疲労すると、筋繊維の収縮と弛緩が正常に行われず、痙攣が発生します。
例えば、長時間のウォーキングや立ち仕事などで筋肉が過度に疲れると攣りやすくなります。
原因2: 電解質の不足
ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの電解質が不足すると、筋肉の正常な収縮が妨げられます。
特に汗を大量にかいた後にこれらの電解質が失われやすく、攣りが発生しやすくなります。
原因3: 血行不良
血液の流れが悪いと、筋肉に十分な酸素と栄養が供給されず、攣りやすくなります。
座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢が続くと血行が悪くなります。
原因4: 脱水症状
体内の水分が不足すると、筋肉の機能が低下し、攣りやすくなります。
特に暑い環境での運動や作業中に水分補給を怠ると、脱水症状が起こりやすくなります。あまり水分摂取を意識しない、冬の時期も注意が必要です。
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原因5: 神経の異常
神経に異常があると、筋肉が誤って収縮しやすくなります。
糖尿病や腰椎の問題があると神経の伝達が正常に行われず、痙攣が発生することがあります。
脚が攣る 予防策
対策1: ストレッチとマッサージ
運動前後にふくらはぎや太ももの筋肉を重点的にストレッチすることで、筋肉の柔軟性が高まり、疲労を軽減できます。
また、マッサージを行うことで血行が促進され、攣りにくくなります。
対策2: 適切な水分補給
日常的にこまめに水を飲む習慣をつけましょう。特に運動前後にはスポーツドリンクを摂取して、汗で失われた水分と電解質を補うことが大切です。
対策3: バランスの良い食事
電解質を含む食品を積極的に摂りましょう。バナナはカリウムが豊富で、乳製品にはカルシウムが多く含まれています。ナッツ類やほうれん草もおすすめです。
対策4: 休憩と適度な運動
同じ姿勢で長時間過ごすのを避け、定期的に立ち上がって軽いストレッチや歩行を行いましょう。
これにより血行が促進され、筋肉への酸素供給が改善されます。
※ストレッチの一例。ご参考までに☟
対策5: 睡眠環境の改善
快適な睡眠環境を整えることも重要です。適切な硬さのマットレスや枕を選び、脚が冷えないように工夫しましょう。寝る前に脚を温めることで、血行が良くなり攣りにくくなります。
おわりに
脚が攣る原因と対策を理解することで、日常生活での予防や改善が期待できます。
特に自分に合った対策を取り入れていきましょう。
当院では『早期改善と予防のために、「今」のあなたに必要な医療を提案』をモットーに、地域の皆様のサポートをさせていただきます。
痛みや痺れなど、今の症状にお困りであれば、いつでもご相談ください。
smile and support by 松井整形外科