2024.05.09
コラム
【動画】膝の痛み リハビリ・運動
こんにちは。
愛知県安城市の松井整形外科です。今回は、膝の痛み対策を参考動画としてお届けします。医師から「運動して筋肉をつけましょう!」と言われた方のご参考になれば幸いです。
読者のお悩み
・医師から運動してと言われたけど・・
・自己流で筋トレしてるけどこれで合ってる?
こういったお悩みにお答えします。
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この記事を書いている筆者は、リハビリテーションの国家資格である作業療法士として15年の経験を持ち、現在も毎日リハビリテーションを実施しています。今回もこういった筆者が解説していきます。
膝が痛くなる原因例
膝の痛みの原因はさまざまで、いくつかの一般的な原因をご紹介します。
外傷や怪我
膝を強打したり、捻挫や骨折をした場合など、外傷が痛みの主な原因になります。
靭帯や軟骨の損傷
靭帯の損傷(靭帯損傷)、軟骨のすり減り(軟骨損傷)などが膝の痛みを引き起こすことがあります。
半月板損傷
膝の内側と外側にある半月板が損傷すると、痛みや腫れを引き起こすことがあります。
滑膜炎
膝の内部を覆っている滑膜が炎症を起こすと、膝が腫れたり痛んだりすることがあります。
筋肉の弱さや不均衡
膝を支える筋肉が弱い場合や、筋肉のバランスが悪い場合にも、膝に負担がかかり痛みが生じることがあります。
関節炎
特に変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)は、膝の痛みの一般的な原因であり、膝関節の場合は「変形性膝関節症」と言われます。男性よりも女性に多い印象です。
変形性膝関節症になりやすい主な要因はこちら
〇加齢による関節の老化
〇膝のケガ
〇体重増加、肥満
〇膝の変形 O脚
〇膝の酷使
ちなみに、下半身には体重以上の重みが加わります。体重が1kg増えると、片膝への負担は3~5kg増えると言われています。
以上、これらは一般的な原因ですが、個々の症状や状況によって異なります。膝の痛みが持続する場合は、医師に相談して適切な治療や管理方法を見つけることが重要です。
膝痛対策 運動例
では、本題である膝痛予防や痛みの軽減に役に立つ運動をご紹介していきます。筋力トレーニングはもちろん、痛みの原因となりやすい筋肉のストレッチ方法も併せてご紹介いたします。
取り組むの前に一つだけ、大前提となる注意点があります。
膝の痛みには、先にご説明しているとおり様々な原因が考えられます。中には運動の負荷によって、更に症状や痛みが悪化する状態もあります。
自己流での対策はもちろん、これからご紹介する運動方法を実施する前に、まずは整形外科の医師に相談し、今の膝関節の状態を正しく診察されることが先決です。
その上で、医師より運動を推奨された場合は、ご紹介する運動も是非ご参考にされてみてください。
◎当院では
ちなみに、当院でも診察やレントゲン等で状態を評価し、正しい診断が出来るよう努めています。症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています。治療においても、お薬の処方、関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や物理療法などその人、その症状に応じた治療プログラムを提案しています。もちろん、運動の指導もリハビリテーション専門職が行っています。
※当院のリハビリテーションについてはこちらをチェック
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■最後に
症状の出かたや、痛みの強弱は人それぞれです。大切なことは、「歳を重ねれば仕方がない」「どうせ治らない」と、何んとなく時間ばかりが過ぎてしまうことは避けてほしいです。
日頃の工夫や、少しずつの努力で、早期改善や悪化予防は十分可能だと思います。
当院としても、症状が重度化する前になるべく早く対策をしてほしいと常々思っています。今の症状にお困りであれば、いつでもご相談ください。『早期改善と予防のために、「今」のあなたに必要な医療を提案』をモットーに、地域の皆様のサポートをさせていただきます。
smile and support by 松井整形外科