2023.10.26
コラム
膝の負担を軽減する方法 ポイント10選
こんにちは。
愛知県安城市にある松井整形外科です。今回は膝関節の負担を軽減するポイントを簡単にまとめています。ご家族のことや、ご自身のことで悩まれている方のご参考になれば幸いです。
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この記事を書いている僕は、リハビリテーションの国家資格である作業療法士として15年の経験を持ち、現在も毎日リハビリテーションを実施しています。今回もこういった僕が解説していきます。
膝の負担を軽減する方法 ポイント10選
膝の痛みは、日常生活のさまざまな動作や作業によって誘発されることがあります。この記事では、膝の痛みを引き起こす可能性のある日常の動作や作業について解説していきます。また、個々人で症状や原因が異なるため簡単なご紹介になりますが、それら負担を軽減するためのヒントもご紹介します。膝の健康を維持し、痛みを軽減するために、お心当りのある方は以下のポイントに留意していきましょう。
1. 長時間の座り仕事
長時間のデスクワークや座り仕事は膝への負担を増加させることがあります。座ったままの時間を短くし、定期的に立ち上がって軽いストレッチを行いましょう。また、適切な座り方やデスクの高さを調整することも重要です。
2. 階段の昇降
階段の昇降は膝に負担をかける動作の一つです。特に急な階段や荷物を持っているときは注意が必要です。手すりを利用したり、段差をゆっくりと上がるように心がけましょう。
3. 重い物の持ち上げ
重い物を持ち上げる際、膝に過度の負担がかかることがあります。脚の筋肉を鍛えるエクササイズを行い、正しい持ち上げ方を学ぶことが大切です。また、必要であれば荷物を軽くするか、手押し車を利用することを検討しましょう。
4. 長時間の立ち仕事
長時間の立ち仕事も膝に負担をかけることがあります。足を交互に休めたり、適切な靴を選んだりして、膝への負担を軽減しましょう。
5. スポーツや激しい運動
スポーツや激しい運動は膝への負担が大きいです。適切なウォームアップとクールダウンを怠らず、正しいテクニックを習得することが大切です。また、必要に応じてサポート用の装具を使用することも考慮してください。
6. 高ヒールの履きすぎ
高ヒールの靴を頻繁に履くことは、膝への負担を増加させる原因となります。できるだけフラットな靴を選び、特別な機会以外ではヒールを控えましょう。
7. 体重の増加
体重の増加は膝に追加のストレスをかける要因です。健康的な食事と適度な運動を通じて体重を管理し、膝への負担を軽減しましょう。
8. 悪い姿勢
悪い姿勢とは、背中が丸くうつむき姿勢で、膝を曲げている様な姿勢を指します。このような姿勢で長い間生活を続けると、首や腰だけでなく、膝にも負担をかけることがあります。正しい姿勢を保つために背中を伸ばし、頭を上げて歩くように心がけましょう。
9. 不活発な生活
運動不足は筋力の低下や関節の柔軟性の減少を招き、膝の問題を引き起こすことがあります。定期的な運動を取り入れて、膝をサポートしましょう。
10. 膝への過度のストレス
膝に過度のストレスをかける行為、例えばジャンプや急な方向転換など、特にスポーツで見られます。これらのアクティビティを行う際には適切なトレーニングと準備を行い、膝への負担を軽減しましょう。
以上のポイントを考慮することで、日常生活の中で膝への負担を軽減することが出来ます。
痛みが続く場合
膝の痛みが慢性的である場合や痛みがひどい場合は、医師の診察を受けることが重要です。膝の痛みは他のケガと同様で、放置すればそれだけ日常生活への支障も大きくなります。適切な治療とアドバイスを受けて、早期改善を目指すことがご自身の生活を保持するこに直結します。
当院では
ちなみに、当院では診察やレントゲン等で状態を評価し、正しい診断が出来るよう努めています。症状や状態に応じて、MRIやエコーも活用しながら、症状の原因究明を行っています。治療においても、お薬の処方、ヒアルロン酸やステロイドなどの関節注射、リハビリテーションでの徒手療法や運動療法、物理療法などその人、その症状に応じた治療プログラムを提案しています。
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最後に
当院としては、重症化する前になるべく早く対策をしてほしいと常々思っています。今の症状にお困りであれば、いつでもご相談ください。『早期改善と予防のために、「今」のあなたに必要な医療を提案』をモットーに、地域の皆様のサポートをさせていただきます。
smile and support by 松井整形外科